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友よ君達はなぜ?!

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「友よ、君達はなぜ、悪魔に魂を売ったのか…!?」
 このような衝撃的なナレーションから始まる戦隊シリーズ随一のハード性を誇るといっても過言ではない、「超獣戦隊ライブマン」が、ついにリリース!!今回のタイトルは、まさにそれを証明する、第1話のサブタイトルから引用。ちなみに今回の文章は敬称略。

 ハード性においては、「超電子バイオマン」や、「超新星フラッシュマン」が代表的ですが、前者「超電子バイオマン」の年齢層を上げた作品が、「超獣戦隊ライブマン」だと、シリーズ構成を担当した曽田博久の弁。この曽田博久、現在は時代小説作家として活躍中。最初期の上原正三から引き継いだ、初期の戦隊シリーズの牽引役です。この作品の特撮描写の目玉として、四足歩行のメカ・ランドライオンの存在が大きい。これはこの頃、「ZOIDS」が登場したおかげで、獣系電動メカが作られるようになった点が大きいでしょう。

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 この作品では主役に、バラエティでも人気が上がった嶋大輔が主役で登場。この後、まさか「ウルトラマンコスモス」で隊長役になるとは思わなんだ。

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 さらに、今や2時間ドラマの帝王(候補)とも言える、西村和彦が出演。前作「光戦隊マスクマン」にゲスト出演してくれたのも、カメコのせいなのかも。ジェットカノン登場を、大いに盛り上げてくれました。

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 そういえば敵幹部・尾村豪役の坂井哲也も、これに出ていたな。表記の巻では無かったはずだが。
 ヒロイン役には当時人気の森恵が抜擢され、さらに敵には敵のDr.ケンプに広瀬裕(当時・匠)、敵の首魁・大教授ビアスには今や声優として大人気のサー=カウラー・中田譲二!!と、話題には事欠きません。
 当時「スーパー戦隊シリーズ第10作記念作品」として、大きく話題となりました。この頃は「秘密戦隊ゴレンジャー」と、「ジャッカー電撃隊」が、シリーズとして入れられていませんでした(主に版権の問題)ので。
 その話題については盛り上がりが多く、またおいおい解説していきたいと思います。音楽も、「バイオマン」「チェンジマン」を経て「シティーハンター」で、大きくドラマを盛り立ててくれた矢野立美がやってくれましたし。今回は全巻紹介したい。

 では作品世界について解説。世界中の若き天才が集まり、地球の未来のための研究を行っている「科学アカデミア」。そこを裏切り、さらなる科学を追及するため、月形剣二・仙田ルイ・尾村豪の三人の学生は、天才による人類支配を目的とする「武装頭脳軍ボルト」へと下るため、「科学アカデミア」を抜け出す際に二人の学友、矢野卓二・相川麻里を殺害する。その二年後、ボルトの襲撃により科学アカデミアは壊滅。辛くも生き残った天宮勇介・大原丈・岬恵の3人は、死んだ二人の学友の研究していた宇宙開発スーツを発展研究させ、超獣戦隊ライブマンとして、地球の「生きとし生けるものたち」すべてを守るために立ち上がる。しかし、ボルトの幹部として立ちはだかる、学友を殺した三人は、Dr.ケンプ・Dr.マゼンダ・Dr.オブラーとして立ちはだかる。彼らはなぜ、悪魔に魂を売ってしまったのか!?そして、ライブマンは彼らと戦うことができるのだろうか!?という内容。これが第1話の主な内容です。

収録話は以下のとおり。
第1話 友よ君達はなぜ?!
第2話 命に誓う三つの力
第3話 オブラー悪魔変身
第4話 暴け!ダミーマン
第5話 暴走エンジン怪獣
第6話 襲来!生きた恐竜
第7話 恐竜VSライブロボ
第8話 愛と怒りの決闘!
第9話 バラよ熱く香れ!

 第2話は、第1話の続きとして描かれます。第1話ではランドライオンが活躍し、他の支援メカがここで登場。科学アカデミアが滅ぶものの、彼らの指導者であった星博士(伴大介・当時は直弥)が、ボルトとの戦いに備えた秘密基地を建造していた。プログラムを入れたCDを3人に託し、彼らは海底基地・グラントータスを起動し、アシストロボのコロンと共に、そこに込められていた合体プログラムを使い、ライブロボで頭脳獣を打ち破る!!しかし博士は、激動から妊婦=新たな命を守るためにその身を散らす…。この時点で随分とツッコミどころが多いですが。何故妊婦が科学アカデミアに!?とか、いつの間に海底基地を!?とか、いつの間に合体プログラムを!?とか。科学アカデミアの設定もぞんざいだし。でも博士役が伴大介=キカイダーというのが嬉しいサービス。

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 第3話では学友の一人・尾村豪がその身を怪物へと変貌させる。彼は自らの虚弱体質に劣等感があったため、それを科学の力で強化しようと、頭脳獣を使って人体実験を行っていた!そしてその成果から、ついに他の二人同様、彼も獣人へと変貌する!!第4話では、ボルトの兵士・ジンマーがマゼンダの指揮の元、人間社会に潜んでの暗躍を行おうとしているので、阻止するという内容。
 第5話は販促用4輪車両(マテ)・ライブクーガー登場の話。矢野卓二の弟(末弟。名前忘れた)が発明したエンジンを、勇介と共に開発し組み込んだマシンとして登場。第6話では、オブラーの生み出した頭脳獣が恐竜を呼び寄せる!?恐竜の子供と少年の心の交流の物語となっています。恐竜が子供をおぶってたりするし(それはおかしいやろ)。第7話はその続きで、やられた頭脳獣の代わりに恐竜を巨大化させて戦わせるというもの。
 第8話・第9話は、個々の作戦のお話。第8話ではケンプが、人間の怒りの感情を頭脳獣が吸収することで強化するというものだったため、人々を憎悪に巻き込もうとするもの。しかし、それを乗り越える正義・勇気・愛で戦うことを誓うライブマンであった。なお、第2話と違ってガードノイド・ガッシュのカオスファントム照射が変更されてます。最初は全身から放出して頭脳獣を生み出してましたが、これ以降は右目のビデオ・アイから放射します。
 第9話ではマゼンダが、自らの美貌を増幅させるため、「美」におぼれる人間の欲求から人々の心を蝕む香水を使い、混乱を引き起こすというもの。

 ところでスタッフは基本的に3人体制で挑むのですが、この作品では監督が、長石多可男・山田稔・東條昭平で、脚本に曽田博久・藤井邦夫・井上敏樹となっていたのですが、次の巻で監督の山田稔氏が急に降板となり、作品終了まで監督が2人体制となってました!?原因は不明です。Wikipediaでも見ればわかるでしょう。モメたのかな?でもこの数年後、山田監督は鬼籍に入っているから、体調不良かも知れない。

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