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赤・青・黄で参上!!

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー コレクターズBOX【BD-BOX】 [Blu-ray] DVD 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー コレクターズBOX【BD-BOX】 [Blu-ray]

販売元:TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
発売日:2010/10/21
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 今回はこちらに釣られてみる?今年、怒涛(一部では悪夢と呼ばれた)の「超・電王 トリロジー」のDVD&Blu-rayが、BOXで参上!!上の商品はBlu-rayですが、DVDも出るので、泣くことあらへん。それに、ちゃんと3作とも単品販売もあるので、大丈夫だ幸太郎。ファンは買うよね?答えは聞かないけど。本来の「電王」らしく、時間をテーマに扱った、粗っぽくも丁寧な作り。だが最初に言っておく!仮面ライダーとは明らかに違うものの、独立作品としては、優秀な出来上がりだ!!

 物語の方はすでに本館でもネタバレさらしているので、今度は控えておく。今回、特徴をいくつか挙げておきますと、NEW電王含めプラットフォームがじっくり見られます。プラットフォームのアクション用も、映画続編が決まってやっとマトモに作られたはず。それと同様に、メインの敵となるイマジンも、新規造型。ピギーズイマジン(モチーフは3匹の子豚の3兄弟)においては、やっぱり既視感があったな。両肩がいわゆる弟達という設定で、肩で会話してるし。元祖てんこ盛り・クライマックスフォームをイメージした敵キャラという印象。マンティスイマジンは今作が初の女性型イマジン!!以前にもスネールイマジンがいたが、同じジェリーイマジンの改造着ぐるみだったからな。そのためか、胸元も成型されており、いちいち強調するポーズを取っておられました。中の人も女性です。あとのG電王、Gは「ガバメント=政府(管轄下)」の電王という意味です。あと注意事項。オープニングは全作共通です。それにしてもオープニングの演出って、昔のアメリカドラマか東映まんがまつりを思い出すわ。他には設定上のこと。
 
イマジンに願いを契約することは、「イマジンに自分の時間を奪われ、自分と同じ姿のイマジンに取って代わられる」ということが、今回「EPISDE RED」で、じっくりと語られました。知らんかったわ…。さらに「EPISODE BLUE」で、今回はK幸太郎R幸太郎が登場。U幸太郎は「さらば電王」で登場したので、あとはM幸太郎T幸太郎に期待。W幸太郎は…出番あんのか??NEW電王のバトルスタイルは、ストライクフォームを基準に、契約イマジンを武器に変形(モーフィング変形)させる方式と判明あとはモモさんのオチ担当ぶり。スカイダイビングで脱走する時も、モモさんのパラシュートだけ開かないという不運に!!良太郎のパラシュートも開いたというのに、良太郎のセンスと一緒に不運スキルまで移ってきている??そしてディエンド遺影…もといコンプリートフォーム。てか何で時間警察が(ディエンド用)ケータッチ持ってたんだ!?最後に、光写真館まで本編に登場します。でも「ディケイド」本編の電王の世界での光写真館と姿が違う。あの姿は「シンケンジャー」の世界のやつのはずだが…。海東さんは「もう会うことは無いだろう」と仰っていましたが、そう思っていたら再会することになったのが電王の世界。まさかまたうっかり再会するなんてことがあったらと思うと少々こわい。それはそれで楽しみにしたいけどね、「いつか、未来で(再会を)」という、電王最後の締めくくりの言葉のとおり。新たな「時間」という絆を信じたいから(ちょっと軽すぎ?)。
 今回のお話は3部作ですが、それぞれ独立した作品となっています。でもちゃんと連結しており、それはオーナーのおかしな行動が物語ってくれます。メジャーで車内を測ったり、でかいスプーンやお玉を買ったりしていると思ったら、駅長との新たな戦いに!?でも石丸さんのウデにはひたすら驚きます。柄杓ヌンチャクの扱いも鮮やかだったし。それについては、
食べ物で遊ぶな、とだけ書いておきませう。TV本編の「チャーハン山崩し」はまだ許せますけど、さすがにあれは訴えられないか心配です…。石丸さんも、飽食世代にもっと怒っていただかないと。

 さて、ついに3部作が参上したわけですが、これはavexが映画の収益を狙ってのこと。だいたい2週間は時間枠を多めに取ってくれる映画館のシステムを利用し、2週ごとに新作を上映させることで、コンスタントに全館上映を1か月以上確保させるための方法だと分かった。最初から2週間だとわかっていれば、映画館もその映画だけ多く時間を取るだろうし。去年の「超電王&ディケイド」で、それを学習したみたいだなavex。何故なら、
上映時間が多いほど収益が上がる
収益が上がれば会社の儲けが上がる
収益のため映画を1日に5本くらい上映させる
上映させるために2週間限定とする
1か月以上持続させるために新作を2週ごとに流す
それにより1日5本を持続させる
それにより電王による売り上げをキープする
それで膨れ上がった「ヒット作」のうわさで、さらなる売り上げを期待する
ための手段だということです。これが気に入らんところ。まんまと収益を盗まれてしまいますよ。しかし、TVシリーズの延長では、何というか「男はつらいよ」みたいだな。これの映画化が、日本の映画産業の戦犯と言われているから、映画産業にはあまりこのような商法を続けて欲しくは無いのですが。映画がすべてTVドラマの延長であるなら、新規の客層が獲得できないため、固定客だけで長期的な収益が出ないことが衰退の原因なのが、すでに歴史が証明しているというのに。それが「男はつらいよ」のような、TVからの延長の映画化が増えたせいで、また同じ衰退と退廃の歴史を繰り返すのか日本産業。

 でも、「信じる心とその心が、時間という記憶の積み重ねで、時間は取り戻せなくても、気持は取り戻せる」というテーマに持って行き、商売気まる出しのスポンサーの要求とは別に、作品観を守り通したのは、スタッフの良心だと思いました。スポンサーには、もっとそんな良心を見習ってもらいたいよ。商売っ気ばかり出さずにさぁ。

 まずはEPISODE RED(ゼロノス)。
 TV本編で、多くの時間を守るため、自らの存在を賭けた野上愛理の婚約者・桜井侑斗。彼の存在は時間の流れから消失し、ゼロライナーの所持者・桜井侑斗(中村優一)は、新たな時間を生きることができるものの、やはり運命というべきなのか、野上愛理を見守り続けていた。今回の物語の主軸はゼロノス=桜井侑斗(過去と未来)と野上愛理をめぐる、三角関係の物語。ところで侑斗のキャラが当初とは全然違う性格になってるな。いつの間にか人助けで時間の運行をちょっといじくってるし。ちなみに侑くん、コ-ヒーは砂糖少なめでも飲めるようになったようです。ようやく「僕ちゃん」扱いされなくて済みそうだ。これで糖尿病やメタボの確立も下がるな。少々ふくよかになってきてるから、注意しなさい。
 その侑斗の方ですが、どうやらゼロノスとのつながりにも、愛理さん気づいていたようです。しかしゼロノスに変身し、どうやら記憶が再びゼロのスタートとなってしまった様子。惑星よりも遠い二人の距離を痛感しました。しかしまだ希望はある。最後の、侑斗と愛理がバイクで走り、途中星空を見上げるシーンがあったが、その星空に思いを馳せる侑斗の姿に、失われた恋人との記憶を思い浮かべる?野上愛理の姿に、わずかな希望があるのかも知れない。桜井侑斗の残したメッセージ、「過去が希望をくれる」のとおり、(彼女にとっての)過去が、侑斗にわずかな希望を残してくれている、そんな内容でした。結末としては少々残念ですが、ゼロノスの物語としては、十分に機能しているかと。その辺の流れは、本編をお楽しみください。作品というのは大体がそうやって観るもののはずです。
 しかし今回の笑いどころもアレだったな。特におかしかったのが、シネスコープ調の「デネブのラブラブ大作戦!?」。フィルムもセピア調だったし、服装まで明治時代みたいだった。それどころか、吹き替えまでデーネーブー!!大塚さんの声で貴婦人(しかもわざとらしい芝居)なのが、ものすごく可笑しかった。さすが芳忠さんだ。ナオミを相手役にしているのがうらやましい。その時のイマジンとコハナのツッコミの兼ね合いは、長年のチームワークを感じさせる、見事な連携プレイ!んで今回のモモタロス、途中腰を痛めてしまい、当分ヘタレ込んでいました。雑誌では路上生活もしておりますが、これは本編のお楽しみで。最後はイマジンを自転車で追いかけるモモさん。あとは笑えないけど笑えた、侑斗とデネブの喧嘩めいたじゃれ合い。さらに墜落するデンライナーアナウンス、同時に無重力体験。プラネタリウムのオマージュだろうか。

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 次はEPISODE BLUE(NEW電王)。今度はNEW電王とテディのお話。テディが一度、野上幸太郎のもとを離れてのお話です。失ってからでないと、大事なものに気が付かない、それは人の性なのかも知れない。失ったことの重みを知った幸太郎は、その絆のために戦う。今回の件でテディは幸太郎の下を離れ、オーナーと契約することに。テディは元々ターミナルで働いており、特定の契約を結ばないイマジンだという。「さらば電王」で初登場した時は、駅長の手配で幸太郎と契約していたとのこと。
 冒頭はホラー映画っぽい作り。ターミナルに現れたチケット泥棒・マンティスイマジンに、モモさんも苦戦。わざわざ海から登場という、ド派手な演出をしていたが(ターミナルの背景は、自動で変わる設定)、相手の毒霧とカマバサミで足を負傷し、今回は欠席。時々オネエ化してるし。 そのイマジンを追うため、助っ人にNEW電王=野上幸太郎をターミナルに呼んだオーナーでしたが、何で手羽先ヤロー=ジークが降臨したんだ!?これは最後まで謎のまま本人曰く、「空気を和ます」と言っていたが、モモさんに「空気清浄機か!!」と突っ込まれました。でも確かに、プリンスのおかげで契約解消の天丼…もといテディと幸太郎の気まずさがマシになったかも。王子はほっといて、ターミナルの幸太郎。野上家の宿命、いわゆる「運気最悪ゾーン」に突入していた彼を見事に警護していたテディでしたが、実に優秀。プリンスとはえらい違いだ。度々不運に見舞われることになる幸太郎だが、命に関わる不運が無くって良かったな、野上家。ターミナルのフリマで開運グッズを見つけて迷っていたそんなテディをよそに、デンライナー到着。アナウンスはソードフォームの変身サウンドなのね…。でもテディが施設を紹介していたのは吹いた。どこぞのボーリング施設の宣伝みたいだ。一番可笑しかったのは温泉!!そんなテディもオーナーに、「アレクサンドロビッチ」とかいうけったいなお名前を付けられました…。何かだんだん良太郎のセンスがみんなに伝染っているような…。
 まずキンちゃんと組んでの戦い(憑依する前はおなじみのパオーンや!!)だが、勝手が取りづらいキンちゃんでした。何せ斧にされちゃったから。今度はウラと協力するが、こっちは釣竿に。勝手に伸びたり釣り針があらぬ方向に飛んでいったり、良太郎に当たってしまったり。なかなか扱いづらいな。
 未来に帰った幸太郎と天丼…ではなくテディ!!デンライナー内ですっかり「天丼」が定着してしまってました。時々幸太郎にまで「天丼」と呼ばれるくらいに。モモさんの影響力恐るべし。野上家の皆さんだけだ、マトモに呼んでくれるのは。リュウタも、「天丼」と呼ばない分マシだな。ちなみにリュウタには、「青いクマちゃん」と呼ばれていました。何故ってーと「テディベア…カブッとるな」ということです。

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 あとはEPISODE YELLOW(なぜかディエンド)。
 今回の主役はダイオキシン!!ではなく、怪盗ダイキです。と思いきや、いきなりスパイダーイマジンと契約状態で登場。それでか、ポスターにスパイダーイマジンが出ていたのは。で、モモの鼻はイマジンの匂いに敏感ですが、今回は全員湯あがりに参上!!だったという。すっかり浴室が定着していますねデンライナー。それに食堂車に救急セットが常備されているのも変な話だ。
 海東の目的は良太郎だったらしく、過去に飛ぶスパイダーイマジン。そのまま過去にバイクで参上!!した電王のフルチャージ!!「(ハッピーセットより)俺の相手は100年早ぇんだよ斬り」であっさり片付けられる。しかしよくパスを投げるモモさんのせいで、まんまと海東にパスとデンライナーを盗まれてしまいましたとさ。さすがはオチ担当。
 その過去、2008年11月22日に置き去りにされたモモさんたちだが、海東のその時間に対する想いが強いため、戻ってくるデンライナー。海東はそのまま過去の自分と接触するが、時間警察のG電王=黒崎レイジが取り締まりに参上!!人工イマジン・イブの指示で、海東とモモさんたちも逮捕されてしまう。カメタロス…ではなくウラタロスは逃げおおせるが、その際に(過去の)黒崎レイジのところに泥棒に入った海東大樹との邂逅を目の当たりにする。というか、昔っから泥棒かよ海東大樹。なお、この頃からすでにディエンドライバー持っていました。大ショッカーから盗んで旅人になった、という設定ですから。それにしても、何時の間にコピーベントなんざ持つようになりやがった…。
 留置場の中でも、相変わらずのコント集団ぶりを発揮する4タロス。コゾーは騒がしくてクマは冬眠、モモはノリツッコミ担当。大人しいのはカメだけだ。そのカメちゃん、ワケありぶりの海東に揺さぶりをかけるが、まんまと鍵を奪って脱獄。モモさんたちは、連行されてきた良太郎に憑依して脱出するが、正直ハナの方が単体で十分強い…。
 そのまま海東はデンライナーを奪取、過去(2008年)に向かうよう良太郎に命令するが、「お宝はかけがえのないもの。お宝は失われてはならない」という、彼の思いを知った良太郎は、海東の泥棒行為に協力することに。彼は黒崎家の拳銃を盗むことには成功したが、逃亡中のミスにより、そのお宝の全ては失われてしまった…。彼の持つ怪盗の品格が、彼が過去にこだわり続けた理由。これにはサギ師の品格を持つウラも興味を持った様子。嫌いじゃないね、こういう熱さや甘さも。あとは本編で。

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 それと映画の感想においては、海東の「お宝に対するこだわり」を描いたとあったが、彼がお宝に執着する理由は、「自身の世界で管理体制を敷かれ、見せ掛けの善意を強要させるようになった世界が嫌で、他者を信用できなくなったために、他者のつけた価値だけを信じるようになって(管理者の価値は否定する)、それを盗むようになった」というのが、ディケイド本編で語られた部分ですが、それを掘り下げた内容となっており、わりと良い印象。
 エンディング「CLIMAX-Action」が、過去の音源の再編集だったのにはビックリだった!!キャスティングにあった佐藤健が本編に出てこないと思ったら、歌だけの参加かよ!!新録かも知れんが、佐藤健においては多分再編集だろうな。いくらなんでも、商売気まる出しの手抜き商法だと感じる。コメンタリーにおいては、「これまでの作品を振り返るクラジャンを作りたい」ということだったし、それは納得するが。

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