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仮面というシステム

KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT SPECIAL EVENT【DVD】 DVD KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT SPECIAL EVENT【DVD】

販売元:TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
発売日:2010/07/21
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 前回、やりたい放題やっちゃったので、今回は少々まともな記事を。最期は難しい話になっていますが、本題だけでお楽しみいただければ。「仮面ライダー龍騎」のアメリカリメイク作品、「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」のスペシャルイベントのDVDが早くも登場!!本編のDVD発売記念イベントを収録したもので、声優として多くの役者が登場しております。もちろん声優も。

 さて、地上波で放送していた「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」は終了してしまいました。これより、DVDの方で見ていくことになります。そんなわけで、今回は地上波で見た感想を。地上波では14話まで放送されました。そこでの流れは、
1・ドラゴンを探せレン=ウイングナイト(ナイト)登場。マヤとキットが巻き込まれる。
2・ドラゴンとの契約キットがドラゴンナイト(龍騎)として契約。インサイザー(シザース)登場。
3・カメンライダーインサイザーインサイザーの出自と、ゼイビアックスの登場。
4・ライダーへの挑戦インサイザー決着。初のベント(消滅)犠牲者登場となる。トルク(ゾルダ)登場。ただし変身後は次々回。
5・2つの力ドラゴンナイトウイングナイト、コンビ結成。アメリカでの専用バイクが登場し、バイクアクションは見もの!!
6・カメンライダートルクトルクがキットに接触。キットを騙し、レンと仲違いさせる。
7・敵か味方か…疑われたままのレン、素面でのアクションがカッコイイ!!
8・カメンライダーキャモキャモ(ベルデ)登場。出自も明かされ、向こうでのロケがほとんど。アクションにおいては、第5話も次回もそうだがアメリカの方はすごい。
9・カメンライダートラストトラスト(ガイ)登場。引き続き向こうでのロケがほとんど。キャモはベントされ、キットもトルクに騙されたことを知り、レンと仲直り。
10・バトルクラブトラストの出自が解説され、ストライク(王蛇)登場。ベンタラが地球とまるっきり鏡写しの世界だと解説される。デッキが遺伝子レベルでしか使えないという設定が明かされるが、その時点で契約のカードの設定がすでに破錠している…。
11・勝利か消滅かトルクトラストに裏切りを持ちかけてくるが、自分の戦いにしか興味を持たないトラスト。スティング(ライア)登場。
12・カメンライダースティングスティングの出自が明らかに。トルクがゼイビアックスに追われる身に。追跡するストライクのバイクアクションがすごい。
13・ハンティング…マヤがスティングの説得に成功。トルクの出自が明かされ、トルクがキットのところに身を寄せようとするが、退けられる。
14・悪魔の約束ストライクが本格参戦。それにより、トラストがベントされる。さらに、トルクもベントされる。
こんな具合。この時点で9人出ています。さらに犠牲者が既に4人!!本編でもここまで駆け足じゃなかったぞ!?もう少し他のライダーも活躍させて欲しかったよ。特にキャモ(ベルデ)!!だって日本でもスペシャルしか出ていないし!!。この後、スティングが殉職し、アックス(タイガ)スピアー(インペラー)が登場。そしてサイレーン(ファム)が登場し、最期に控えるラス(オーディン)が出てきて、全ての顔ぶれが揃う。地上波の14話放送後の後半ダイジェストも見ましたが、そこでは随分と急な展開を見せていたし、何というか詰め込みすぎの印象(今回の文面もそうだが)。
 そもそもお杉(杉田智和)を暴走させすぎだ。雑誌の見出しとか風評とかは、仮に本当だとしても(変な冗談を出すこと多いから)、完全にキバットじゃないか。面白かったけど。最後の方で出てきたストライクも、ちゃんと王蛇のアクションを踏襲し、特徴的な首回しとか、ちゃんと現地でも取り入れてるし、バトルにおける享楽的な性格もお互い(現地と吹き替え)の芝居に現されているから、作品世界を十分に把握した上でやってくれていたので、そのあたりは良い仕事をこなしてくれていましたよ銀さん!!って違う。そういえばコーナーのシメで言っていたセリフが、本来は「KAMEN RIDER!!(カメンライダー!!)」なんだが、「KAMENRIDE!(ディケイドライバー)」になっていたよ。それから、世界がひれ伏す!!ということは、残念ながら無いね。
 いやそれより、何かオルタナティブが量産されるよりも、オニキス(リュウガ)が量産されていたみたいなんですが(あとで確認したら、各ライダーが再契約していたみたい)。本編で、ベンタラで裏切り者が出たためベンタラが崩壊、その裏切り者が先代ドラゴンナイト=アダムだったと、レンの口から説明されたんで、てっきりそのアダムがオニキスになるかと思っていましたが、それは見ないとわからんな。どんな結末が来るのやら。声優や、声アテの俳優さんたちも、良い芝居をしてくれてたので、わりと悪くない印象だったのですが、後述の残念な結果に。特にゼイビアックス役の大塚芳忠さんが、シブい感じの悪の枢軸を演じてくれていたのは、さすがベテラン!!だったのですが。一方でデネブだとは思えんわ。あとは、バイクを使ってのアクションとか、アメリカらしいダイナミズムはさすがだと感心いたします。でも地上波の主題歌のPV、パンクねーちゃんの腰振りはまだ良いにしても、大開脚はマズくないかavex??深夜枠とはいえ、元々が児童番組なんだし。

 大まかな流れはそれでつかめたわけですが、全て見てみた印象は、「随分と駆け足」という印象でした。監督が「プレデター」シリーズや、「ガイバー(監督)」に携わったスティーブ=ワンだったこともあって期待していたのですが、何でこのような駆け足になったのだろうか。多分、「龍騎という作品には、仮面ライダーが13人登場するから、全て出すため」に駆け足になってしまったのかと。これは原作の「龍騎」でも、陥った罠でした。結局「シリーズ内で13人を出す」でとどまってしまったことを反省しての、東映側の要請もあったのかも知れませんが、そこはビジネスの世界ですのでよくわからん。設定は、原作の設定もちゃんと踏襲されていたし、雰囲気を損ねることなく出来ていたと思う。スティーブ=ワンも随分と親日なところがあるみたいですので(どこまで本当かはわからんが)、決して不評の矢面に晒されるような作品ではないが、結局駆け足になってしまい、最終的に物語が破錠してしまったのかと思われる。父親もそんなに関わってこなかったし。バンクフィルムの流用においては賛否両論のようだが、「パワーレンジャー」のやり方を踏襲しすぎたからでしょう。今の「パワーレンジャー」も、ほとんどが現地ロケで流用がギリギリまで少ないらしいから、もっとそれにちなんで、アクションシーンとかを撮影して欲しかったと思うが、そこは制作の都合か。向こうでのライダーのスーツは、通気性とかも考えて、素材も違うものを使っていた様子だし、流用が今と比べて(原作は2002年)お粗末になってしまうのは避けられないから、もっとアメリカ式アクションを見せて欲しかった。
 後半の収録話のクレジットを見てみましたが、21話で「兄弟の最期」と銘打たれていました。これはアックススピアーが、兄弟として登場している設定にちなんでおり、その二人がやられてしまうお話だとわかる。その後から登場したのは、サイレーンラス、そしてオニキスで全ての顔ぶれが揃う。せいぜい3人、巻きすぎです。結果、ダイナミズムを好むアメリカ人でも、物語を理解する人だって多いことでしょうし、物語がムチャクチャになってしまって、見る人も「おかしいだろ」とか思い出して、視聴率が下がってしまったのではないのか、と思われるのですが。アメリカ人に、カードを使う葛藤などのエッセンスは理解できん、とかいう意見もあるようですが、そんなのは一部の学の無い人たちだけです。それについてはこちらの記事をご覧下さい。前のアフィリエイトにも貼りましたが、再度貼っておきます。ちなみにDVDでは、打ち切られた2話も含めて、全40話収録される様子。でも向こうでも人気が出なかったんだから、第2シーズンにディケイドやディエンド、アビスやブレイドが登場するという展開は無いだろう。http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/bn-20100418-03/1.htm

 私はそんな風評とか、「昭和・平成のカテゴリ」とかにはそれほど興味が無い。それはそれでこだわりはあるし、平成ライダーでも気に入らないことは当然あるが(白倉伸一郎は秋元康のような共通する何かがある、とか)。それでも時代背景にあわせることは、商売上の必要悪だし、避けて通れないジレンマである。それを物語に繁栄させたのが、平成ライダーの善悪観の地盤なのかも知れないし、それが面白みに繋がっていると考えている。つまり、作り手側が自身の思う面白みを、他者にも理解できるような姿で提供してくれればそれでいいのである。その辺は、問題のこの映画にもあるかも知れないが、個人的にはこういう、「押し着せの善意」みたいな自己満足は気に入らない。http://news.cocolog-nifty.com/cs/article/detail/entame-htc-63977098/1.htm
 だが、保守団体の「上映禁止抗議」はやりすぎな部分が否めないし、言論の自由の弾圧であるとは思う。しかし、先に文化観を否定してきたのは相手の方ですから、報復とまではいかなくても、こちらにだって反論はさせてもらいたいもの。「イルカは人間以上の脳を持つから保護」とかあったが、ではそれより小さい脳を持つ動物を食糧にしている人類が虐待の対象になるぞ、とか言われそうですよ。とりあえず、食糧調達のための殺生を別の動物で行い、さらに他の動物を勝手に保護対象にして、自国の利権を確保しようという団体とは無関係と言う、人種差別からの行為からではない、という本人の発言を信じよう。でも日本も殺生はしなければならないし、それを他所の国が否定もできないんだし。国の文化としての側面は当然重視しなければならないが、水銀汚染とかの実情は気になるな。しかしフィルム自体が隠し撮りだから、誇張の可能性も否定できないが、それは見てみればわかるか。

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