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轟く叫びを耳にして

帰ってきたウルトラマン Vol.1 [DVD] DVD 帰ってきたウルトラマン Vol.1 [DVD]

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2010/07/23
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 帰って来たぞウルトラマン!!と、主題歌に合わせてみました。廉価版DVD「ウルトラ1800」に、「帰ってきたウルトラマン」の登場です!!第2次怪獣ブームの牽引役として、重要な役割を果たした作品が、安価なDVDとして、コレクションもやりやすくなります。でも全13巻、発売も隔週で2本ずつ(最初は3本)となっています。場所は広くとっておきましょう。

 作品の主演は団次朗(当時、今は時朗)。以下、全ての名称を敬称略とします。初期の特長としては、家族モノらしさが強調されていると思います。それよりも、スポ根ものの側面が強いな。努力して、死の淵に立たされないと、変身もままならないウルトラマンだし。団次朗扮する郷秀樹は、怪獣攻撃隊MATに所属し、坂田モータースでテストドライバーをしています。その坂田モータースの社長が岸田森。MAT隊員には、「キカイダー01」イチローの池田駿介や、「ハリケンジャー」館長の西田健、隊長には「仮面ライダースーパー1(区別するためこっち)」谷源次郎の塚本信夫と、「電人ザボーガー」新田刑事の根上淳。そして第5巻では、ウルトラセブンが登場し、ウルトラブレスレットを使うようになります。あと、主題歌はすぎやまこういちの作曲・歌は団次朗本人。さらに挿入歌に西田敏行と三波春夫でございます。それから最近、缶コーヒー「WANDA」のBGMにかかっている「ワンダバダバ…」の原曲が、この作品にの防衛隊のBGM「MATのテーマ・1(通称・ワンダバ)」です。

DVD 帰ってきたウルトラマン Vol.10 [DVD]

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2010/09/24
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 こちらでは第10巻。作品の最大のターニングポイントとなる巻です。何せ「ウルトラマン夕日に死す」ですから。この話では、坂田さんとその妹が、宇宙人の策略により事故死されます。それに心を乱したウルトラマンは破れますが、処刑前に初代ウルトラマンとウルトラセブンが助けに来ます。その後、事故に巻き込まれなかった末弟・次郎くんと一緒に、アパート暮らしとなるのです。今度は学生ものの側面が強調されます。
 実際には、この前の第8巻と9巻を紹介しても良かったのですが、それはわりと知れ渡っているので、かいつまんで解説。有名エピソード「怪獣使いと少年」をはじめとする、11月の傑作が、その巻に収録されているはず。後の作品群に、多大な影響を与えた作品群です。これだけでも、見る価値がありますし、「ウルトラマンメビウス」の、「怪獣使いの遺産」のきっかけとなった話ですので、ぜひとも観ていただきたい。これは強調しておく。

 最初の方に書かなかった特長をもう少し。脚本は金城哲夫さんが最後に携わったウルトラシリーズで、構成は特撮脚本の第一人者となった上原正三さん。初期の監督には、「ゴジラ」の生みの親・本田猪四朗さん。ウルトラマンの中の人は、ウルトラマン・ダンディーこと??きくち英一さんです。この方は「電人ザボーガー」中野刑事で、顔を出しています。レスキューポリスの悪役の他、「ウルトラマンメビウス」でも、団時朗が出た話(TVの方)でも、二人のウルトラマンとして、重要な役割を演じてくれています。先程の「ウルトラマンダンディー」、その呼び名が通るようになったのは、氏の著書のタイトルです。撮影現場でのこととか書かれています(当方未見)。ちなみに、この通称「帰りマン」は、後に「新マン」と呼ばれますが、これは放映終了直後のようです。ウルトラマンタロウの時には、そのように呼称されていた(その部分は見てると呆れます)。「ウルトラマンジャック」が定着したのは、どうも昭和後期の再放送ブームの時のようです。ちょうど「ウルトラマン80」が始まる前。詳しく知りたい方は、Wikipediaでもみて下さい(投げた!!)。

 ともかく、10月発売の最終話には、仇敵ゼットンが登場しますが、別物と見た方がまだ安心できます。多分怪獣倉庫から、手入れもしていなかったやつを引っ張り出してきたからだろうな…。これは脚本家も予想外だったことでしょう。そして、わりと最近の「ウルトラマンメビウス」にも出てきた、「ウルトラ5つの誓い」が、この最終話で登場します。当時での生活レベルに合わせた内容ではありますが、今の時代だからこそ大事な部分が多いです。ウルトラマンA最終話の台詞は、その時に取っておきましょう。

ひとつ・腹ペコのまま、学校に行かぬこと(これは学校に限らないでしょう)
ひとつ・天気の良い日に布団を干すこと
ひとつ・道を歩く時は、車に気を付けること
ひとつ・他人の力を頼りにしないこと
ひとつ・土の上を、裸足で走って遊ぶこと

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