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ハートは火花さ、フラッシュマン!!

DVD スーパー戦隊シリーズ 超新星フラッシュマン VOL.4 [DVD]

発売日:2010/07/21
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 「ある日、地球から、5人の子供が宇宙の果てにさらわれた。そして20年後…」1986年のスーパー戦隊、「超新星フラッシュマン」DVD化!!いよいよ全スーパー戦隊シリーズが揃う日も近い!!4月から続々と刊行され、これはその第4巻。ジャケットはおそらくイエローフラッシュ。この作品のヒロイン的扱いとなった人物です。ちなみに本文タイトルは、作品の挿入歌から取ったものです。

 この作品のコンセプトは、中国残留孤児というかなり複雑な内容を扱っており、望郷や郷愁、そして家族愛を深く丁寧に描いた作品です。この時代には前述の、中国残留孤児が話題となっておりました。おそらく山崎豊子の「大地の子」が出版された頃でしょう。この巻ではおそらく、敵の側にも思わぬ正体が明かされていき、それが多くの野心を目覚めさせ、哀しき最終決戦へとなだれ込んで行きます。その内容は第5巻で大いに盛り上がります。

 第4巻の特徴としては、第2巻で2号ロボ・フラッシュタイタンを得たフラッシュマンではあったものの、第3巻では戦いに協力してくれたレー=バラキの残した「フラッシュ星で育ったものの、避けられない運命」(と思われる)事態に苦しむことに。そして力を取り戻すものの、この巻では敵の最高幹部・大博士リー=ケフレンを巡る伏線が明らかとなります。なお、この巻に収録されるはずの第40話「処刑都市XX作戦」は名作です。「イナズマンF」を思わせる内容となっており、さらにフラッシュマンの作品性にも合っておりますので、ぜひご購入を。同様に、作品性に合ったエピソードは、第34話「激流に消えたブン」です。これも良いお話。攫われた当時赤子だったため、両親を知らないブンが、母のぬくもりに触れる物語です。

「超新星フラッシュマン」とは昭和61年…故郷を守るために、命を弄ぶ侵略者と戦う作品。2号ロボが初めて登場した作品です。時に彼らは親子の絆を求めるが、戦士たちの両親かも知れないという科学者が現れ、彼らと共に家族として触れ合っていく。彼らの郷愁が悲しい結末に終わり、その希望と決意が結実したかはわからないですが、今の家族関係が希薄な人々に見てもらいたい作品です。

 ネタバレになりますが、話の流れを細かく説明いたします。宇宙最強の生命を生みだすために、遺伝子シンセサイザーで生体実験を行う組織、改造実験帝国メスが地球に目を付けたことを知ったフラッシュマン。彼らはかつて、メスのエイリアンハンターによって地球からさらわれ、フラッシュ星人に助けられてフラッシュ星の過酷な環境で、戦士として育った地球人であった。「プリズム・フラッシュ!!」のかけ声とともに強化服に身を包み、フラッシュプリズムの力でメスの獣戦士と戦う。必殺のローリングバルカンは圧巻です。クラーゲンにより巨大化した獣戦士は、巨大ロボ・フラッシュキングのスーパーコズモフラッシュで斬り伏せる!!冒頭は「星雲仮面マシンマン」の流れを組む、浮世離れしたヒーロー像という感じでした。
 そんな彼らの前に、かつて息子を宇宙人にさらわれたため、タイムマシンの研究をしているという、時村博士に出会う。彼の妻と二人の娘は半信半疑だったが、フラッシュマンに出会ったことにより、父との絆を深めていった。そこにフラッシュマンの5人をかつて攫ったというエイリアンハンターの元締め・サー=カウラー(ギロロの声の中田譲二!!)が地球に着任する。彼の送り込んだ獣戦士により、破壊されるフラッシュキング。その危機に100年ぶりに目覚めたのが、フラッシュ星の英雄・タイタンに協力していたメスの裏切り者、レー=バラキであった。彼が眠っていたタイタンの愛機・フラッシュタイタンを得たフラッシュマンは、トレーラー部のタイタンボーイで獣戦士を翻弄し、コンテナ部と合体したグレートタイタンのタイタン・ノバで獣戦士を粉砕する!!新たな戦力を得たのもつかの間、メスに捕まったレー=バラキは、メスに忠誠を誓うふりをして、フラッシュマンにメッセージを残し、息絶える。それは「フラッシュ星で育った者に避けられない運命」であると。
 さらにメスの最高幹部・大博士リー=ケフレンにより敵幹部も強化され、フラッシュマンも一時的に力を失い、続く攻撃に危機に陥る。その危機を救ったのは時村博士一家であった。一方サー=カウラーは、「リー=ケフレンの最大の秘密を知っている」と、リー=ケフレンに揺さぶりをかける。自身の過去が気になったリー=ケフレンは、獣戦士に過去の記憶を呼び起こさせようとするが、そのアクシデントで時村婦人の過去の記憶が蘇る。「宇宙人に攫われたのは娘であった」と。
 しかし手掛かりは失われる。そんな時、フラッシュマンに運命の瞬間が。それは「反フラッシュ現象」と呼ばれるもので、いわば「惑星拒否反応」というものであった。地球のあらゆるものが、彼らにとって死をもたらすようになる現象である。人に触れられず、植物も毒素を放ち、水も飲めなくなる身体となったフラッシュマン。それでも故郷を守るために戦う彼らの前に、サー=カウラーは自らの懐刀・ボー=ガルダンを招集し、自らの野心を成就させようと目論む。その事態に大帝ラー=デウスは自らの遺伝子を使い、幹部を改造したデウス獣戦士を差し向ける。
 デウス獣戦士の猛攻に、さらに反フラッシュ現象というハンデを背負いながらも戦うフラッシュマンだが、サー=カウラーは子供の行方を交換条件に時村博士を連れ出し、遺伝子シンセサイザーを開発させる。遺伝子シンセサイザーがあれば、ラー=デウスの遺伝子を制御できると目論んだサー=カウラーだったが、大博士リー=ケフレンに阻まれ、ボー=ガルダンをデウス獣戦士として改造されてしまう。深手を負ったサー=カウラーは、フラッシュマンとの戦いにその命を落とし、ラー=デウスを制御しようとしたリー=ケフレンは、ラー=デウスから自らの出自を聞かされ、その怒りに任せてラー=デウスを改造し、ついにメスの支配者となる。ラー=デウスを打ち倒したフラッシュマンではあったものの、地球にいられる時間はあとわずかとなった。リー=ケフレン最大の攻撃により深手は負ったものの、ついにリー=ケフレンを追いつめる。
 リー=ケフレンの正体は、ラー=デウスを宇宙最強の生命体にするため、遺伝子改造技術を叩きこむため200年前に地球からさらわれた地球人の赤子であった。タイタンといい時系列は合致しないが、この際無視します。
 そしてサー=カウラーから聞かされた、時村博士の子供はイエローフラッシュ・サラ(つまり娘)であった。サー=カウラーは約束を守った。せめて一人の親子の行方が分かっただけでも幸いか。
 そして最終決戦。追いつめられたリー=ケフレンは、「遺伝子シンセサイザーの遺伝子改造で、地球にいられる身体にしてやる」という交換条件を持ちかけてくる。故郷を離れたくないフラッシュマンだったが、サラの勇気ある決断がそのまやかしを討ち破った
「多くの生命を弄んだ、悪魔の力など要らない」と。悲しくも地球を離れたフラッシュマンであったが、フラッシュ星の科学力で地球に帰ってくる日を信じ、故郷をあとにした。彼らの望郷の結末はこうです。彼らはその後、たくましく生きていられたのだろうか、それはわかりません。しかし、一度追われた故郷が、再び暖かく迎えてくれるかどうか、不安はありますが、そうであることを希望としたいものです

 何故にこれを書くのか。昔、私もこれを題材に二次創作を考えたことを思い出しまして。再び地球に戻ってきたフラッシュマンの設定です。とはいえ、取ってつけたマイナーチェンジ程度ですが。今度、その設定を文書だけとはいえ、出してみたいと思い、あらすじをネタバレ覚悟で書きました。当初はアフィリエイトと一緒に紹介しようと考えたのですが、本作品の広告と一緒に二次創作を書き連ねるのは、著作権侵害に当たるのではないかと不安になり、広告だけ書いて、二次創作設定を後出しすることに決定しました。理由は、前回SDガンダムで書いたとおりの理由です。
 そして二次創作も、当ブログの本懐。今後多数出して行きたいので。興味を持たれた方は、今後ともよろしくお願いします。

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